Despair World ～2100年の僕ら～

お世辞じゃないんだけどな… ほんとうにお父さんはぜんぜん変わらない。むしろ若返ったんじゃないかと錯覚するほどだ。そんなことを考えていると、母さんが夜ご飯だと僕に告げる。家族三人で食卓を囲めるなんて、何年振りだろうか？いつもは誰も座っていない席に一人座っている、というだけなのに計り知れない安心感がある。今日の料理はとても気合が入っている。毎日こうだったらいいのに…

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