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変な宇宙人は、私のことなどお構い無しにただひたすらに舞い続ける。
しばらく、黒歴史を見せつけられていると、
「え!? なになに!?」
突然、私の体が勝手に動き出し、喜びの舞を踊らされてしまうのだった。
「なんなのこれ! 何で体が勝手に……!」
変な宇宙人の目的はいったい何なのだろう……。さっぱりわかんないよ……。
しばらく続く喜びの舞。いったいいつまで踊らされるんだろうか。かれこれ一時間くらい踊っているような気がする。
私の体力はもう限界を向かえていた。
その時、変な宇宙人は喜びの舞を踊るのをやめる。
すると、私も喜びの舞をやめることになった。体の自由を取り戻したのだ。
私はその場で膝から崩れ落ちた。
『ぴゅるるぃいい!』
その時、突然鳴き出す変な宇宙人。すると次の瞬間、目の前の景色が歪み出し、気付いた時には家の中へと戻されているのだった。
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