部長は何気に怒りっぽい。

1/6
1045人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ

部長は何気に怒りっぽい。

やっとの思いで六階に着き、歩いて部室に向かう。 六階にあがると、目の前には3つの教室がある。その教室のは1番右端まで歩いて行いく。そこが部室だ。俺は、部室の扉を横にスライドさせて開けながら、「遅れましたー」と言いながら入っていった。 入ると、教室で黒板を椅子がない方に向けてコの字に座っていた。 唯一、部長と副部長が黒板の前に座っていた。 「おーっす、久しぶりだね後輩よ」 座っている、席から立ちこちらに手を向けて振ってくる。俺も一応手は振り返すが、すぐに辞める。 ちなみに彼女は、俺の部長と同じ先輩である。ちなみに、副部長。俺より文芸部にいる年数少ないのに、 《雨笠愉快(あまがさ・ゆかい)》 ボーイッシュと言う言葉が俺が知ってる中で1番似合う女の子だった。頸を出し、前髪は眉毛に届くかないような届くような位に切りそろえられている。しかし、前髪の左端部分だけは長くされている。そして長くされているだけでは無く、三つ編みまでされている、その部分だけ異常も言っても良い程にこだわりがあるらしく、切ったらどうですか と言うと、 「ハゲになってもここだけは残す」と意味不明な事を言っている。目は細長く、まつ毛は、お人形の様に長かった、鼻立ちも良く、唇は、自己主張か激しい心情を持つ愉快と裏腹にちょっと控えめで、形が良く、ピンク色をしている。身長は部長と全く違い、驚異の185.7センチ、元、バレー部員のレギュラーとしてアニメによくいる体育会系の子のように、世界大会の準優勝まで一年で引っ張っていったして、それによって学校の英雄に変わった、 しかし、決勝戦、残り5分と言う時、事件が起きた。それによって両足複雑骨折と言う、選手生命の、終了とも言える怪我をした。その後彼女は、心は廃れ、ボロボロになり、学校にも来なくなったらしい、そんな彼女は、漫画を書き始めた。元から絵の才能は、あったらしく、子供の頃は、漫画家志望でもあったらしい、しかし、中3の時、身体が、どんどんと伸びていき、バレー部に勧誘を受けたらしく、バレーにハマったらしい。そして、漫画を書き始め、誰かに読んで欲しく、文芸部に来たらしい 別に読んでもらうならば、文芸部でもなくてもいい筈だが、文芸部を選んだらしい そして彼女は、この学校で部長、彩などと同様に、俺が勝手に決めた、学校、10英雄の一人だ。 10英雄とは、俺が知っているこの学校に在学している。伝説的と言うか、他人と違う部分を多く保有している人間達だ。 (相手の許可は取っていない) 例えば部長なら 容姿端麗、気宇壮大、頭脳明晰、幼女体系、で知 られる。 彩なら、 富貴栄華、恋に猪突猛進、比翼連理、容姿端麗、だと思う。 このように、ちょっと他人と違う部分が多い人間をしましている。ちなみに、四字熟語で表すと表しやすい。 愉快先輩なら 容姿端麗、百戦錬磨、色んな意味で変態百出、 常時愉快、まぁ最後のは四字熟語では無いのだが、こんな様な感じだろう。 「冷たいなぁ、後輩」 と愉快先輩は、笑いながらちょっとからかってくる。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!