私の光

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きっと、一生かかっても私は彼女のような存在にはなれないだろうと、心の底から悟った。 海の底の暗黒にまで行き届く光のような、そんな。 それは妬ましくもあるけれど、誇らしい。 私はきっとこれからも、彼女の背中を追い続けるのだと思う。 遠い場所から。
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