第Ⅰ話霊媒師

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チャキと刀を持ち「取り付く邪気を祓い散れ 」ダンっ!幽霊の男女に走り 「浄化斬り…散り華!」 ザンっ!と幽霊の2人を斬る。「お、おい!」「見れば分かる」 言われた通り見てみると体から黒い霧が上に上がり、消えていく… 「取り付く邪気を祓わないと、霊がとりつき、霊怪となる」 よくわからないけど、今の見てわかった。 人の顔が見えた。「み、南先輩!?旭川先輩!?」「知り合い?」「いや、知り合いもなにも ひとつ上の先輩なんですよ。」「自殺か」 男子の方南隼人 女子は旭川ゆかり 去年まで俺がいた剣道部の先輩で 仲の良かった人だ。大会前の前日 2人して首をつって自殺した 原因は…知らされてない 「自殺の原因は、知りません。時東…あの」 「黙って。2人が話そうとしてる」 時東が屋上の柵に体を向けること 20分…「…その事実は私の方から教頭の方に伝えます。あなた達はこれ以上、ここの妬みや恨みを取り込まないように」 スっと2つの黒い影が消えた 「あの…事実…って?」「…」 腕を組み考えている。なんなんだよ。 「時東」「今その事を話せない。」 「なんで?」 「事実を話すには、その関係者と被害者の家族に来てもらわなくてはならない。証拠が不十分な状況で話しても 納得はしない」 と言われた「…なるほど」と納得してしまう説得力ある 「これ以上ここにいると警備達がこっちに来る。明日私に手伝ってくれるよね?」 断れば妹の自殺の事実も、先輩2人の事実も聞けなくなる… 「…手伝うよ。手伝えばいいんだろ」 俺は、降参した
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