11人が本棚に入れています
本棚に追加
時刻は18時30分。この時期でも夕日が沈めば真っ暗。当たりはライトがあるだけ
時東は最初に会った日と同じ服装をしている
「着いてこなくてもいいのに」「女の子1人、歩かせるのは危険だからだよ。こんな時間…だし」と心配するとはぁ…とため息つく
「仕事なんだから、大丈夫。出歩いてるやつが悪い」 ド正論を出てきた!
「いや、そうなんだけど…」「何?」と睨んできた。
当たり前のことを言ってるけど…これ、言っていいのか?「その…さ。時東って容姿整ってるし…綺麗じゃん。」ピタッと歩きを止め、「…は?」かぁぁと耳まで赤くなった
「嘘じゃない…よ。」「…いきなり心臓に悪いことをー」言葉を続けようとしたその時
うぅ…「さっそく集まったね…ここは」
怪物になりかけの幽霊たちがいつの間にか
俺たちに集まってきた。「ひっ…」
俺が叫ぶ…その隙に時東が「桃刀」の刀を抜く。「桃刀。邪気を祓う。霧雨きりさめ」
ザンっ!と邪気だけを切る
と軽やかに飛び舞う。
美しくもそれは…表現出来ない…舞だ
最初のコメントを投稿しよう!