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数分後…邪気を祓われた幽霊たちは
時東と話し、笑みを浮かべ空へと消えていく
「逝ったな。」「ふぅ…」
「美和は…いるのか?」「良平くんのそばにいるよ。」太陽さんが伝えてくれる
近くの公園で霊が集まるとは
「先ほど、霊の1人が近くで私たちと同じ学生を見かけたと」「確か…この先って立ち入り禁止の場所があったな。最近は幽霊が追いかけてくるとかで高校生の男女が何回か、遊びに来てるって噂があるよ」
「太陽さん、詳しいですね」「兄貴は新聞記者。」「そーそー知らない?若手新聞記者
太陽!成人迎えたばかりだよー」「名前は…聞いたことはあります」
最近、若手新聞記者として雑誌で見かける
「その、噂の所に行ってみよう?」
「嫌だ。」「そのさっき話してた同じ学生を見かけたって話が本当なら…見に行くだけでも…いいんじゃないの?」
「遊びじゃないんだ。」「僕もその噂の真相解明したくてね。解明できれば記事も売れるし、僕にはお金がはいる。夜空が断るなら、家賃も払えるかどうかなんだよね…」
「ゔ」やっぱり兄妹だな。
俺と同じように仕掛けてきたのを兄である太陽さんに、言われてる
考え込んだ末「はぁ…行くよ。嘘だったら帰るぞ」といい。
ここ公園は夜になると薄暗く、昼間と違って危ない
公園の奥には、ジャングルジムがあったのだが、2年前にクリスマスの日女子高生が彼氏をジャングルジムで待っていたのだが
来なく、帰ろうとした時足を滑られて
頭を運悪く地面に打ってしまいなくなった
翌朝
戻ってこない女子高生を探してたご両親に見つけられた
それからとそこのジャングルジムで遊ぶと
子供が滑って、怪我をするのが連続して起きたため、入らないように立ち入り禁止野上テープを貼ってある
歩いて20分後 「助けてー!」「誰かぁ!!」叫び声が聞こえた
それを聞き、走っていくと
「な…なんだ…これ」女の人…真冬の格好をした学生服の女が…男を掴んでいる
周りには3人くらいの男女が震えている
「兄貴!3人を任せた。」走り込んでいく
「君たち!こっちへ!」俺も協力して
テープの外に出す。街灯の明かりで顔が見えた「え?戸村先輩?…それに…西岡さんと
優も!?」戸村菜々先輩はひとつ上の先輩で
女子剣道の主将
西岡遥 同じクラスの女子 女子剣道部所属
親友の優
怯えている…「祓い武器三!桃小太刀…因果応報!」ファッと広がる桃の香りで落ち着きを取り戻した。ザンっ!と掴んでいた男の腕を斬り、ジャージのクビっ子を掴む
距離をとり、テープ外に投げる。ズサっ!
「二階堂くん!」捕まってた男二階堂大和
サッカー部の主将
「テープ外にいて、そこならこいつは来ない。」「君たち動くなよ。」
「もしかして…時東さん?」「嘘。何やってんの?」「なんかの芸?」と話す
振り返り、何かを言おうとしたとき
化け物が近くまでやってきてるのを見た
「時東!危ない! 」テープの中に入り、慌てて腕を引っ張り避ける。
ドォン!
両腕は曲がっちゃいけない方に曲がってて
顔は泣いてる…
こいつはいったい…「どぉして…来ないのぉ…ずっと…待ってるのに…どぉしてぇぇぇ」
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