322人が本棚に入れています
本棚に追加
しかし、シスターのアストレアと言ったか。
彼女は俺の事を知りすぎている。
一体何処まで俺の事を知っているのだ。
「うふふふふ!。何処まで俺の事を知っているんだ。と言いたいような素振りですね。
あなたのような、鼻の下を伸ばして、私の胸ばかり見て、さらに、テクノブレイクで死ぬ人なんて大抵ゲームヲタやニート、童貞、引き篭もりなど、そういう人です」
(一体どんな偏見なんだ!。全世界のゲームヲタ、童貞、ヒキニートに謝れ!今すぐ謝れこんちくしょう!!)
いや、今はそんなくだらない事考えても仕方がない。
それよりさっき、仲間になったとかって表示されていたよな・・・
「あ、、あの、シスター様」
「なんですか?。それに私の呼び方は、アストレアで良いですよ。もうあなたの仲間でパーティの1人なのですから。
この事は、あなたのようなクズにとって一生感謝し続けても足りないくらい有難い事なのですよ。せいぜい喜ぶ事ですね」。
「そ、その仲間とか、パーティについてなのですが。もしかしてアストレアさんは俺と旅をする事になるのでしょうか」
「そうですよ?。何か不満でもありますか?。私は少なくとも、あなたよりはレベルは上で回復魔法は勿論得意ですし、それに近接戦闘の火力にも自信がありますよ?。うふふふふふふ!」
アストレアはそう言うと、ポケットからローリングピンを取り出した。
「ひいっ!、そ、そそ、そんな事無いです!全然無いです!嬉しいです!アストレアさんと2人旅が出来て、俺は!、超、超超超ーーー幸せですよ!」
ナニアノブキコワイ…
俺は誤解を解くため焦った口調で話した。
「うふふふふふ!そうでうよね、そうですよね!さあ参りましょうか。勇者様」
「参るって、一体何処に行くんですか?」
「魔王を倒すために、まずは近くの集落を拠点に装備を整えたり、狩場でモンスターを倒し、あなたを強くします。
この手の話はゲームヲタであるあなたの方が詳しいのでは?」
なるほど!いよいよ俺の冒険が始まる訳だな!
ゲームらしくなって来たじゃないか!
ワクワクするなー!!
最初のコメントを投稿しよう!