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「あ!、そうです。カズマというのはどうでしょうか?。あなたのようなヒキニートで童貞なクズにはとても良く似合っていると思われますが」
(全国のカズマさんに謝れ!!!)
「はいカズマです。・・・うーん
なんかしっくり来ないんだよなあ・・。
俺はカズマさんのように、一応童貞であり、多少の引き篭もりでニートに近い存在だが。断じて彼程ではない!
それに可愛い女の子に囲まれているのに素っ気ない態度取ったりしないし、
例え女の子の性格が最悪でもだよ?そこはそこで魅力にもなる事だってあるんだからね。
それに俺はカズマさんのように、トラクターをトラックと間違えて女性を助けたと思って実は怪我させただけで、自分は跳ねられたと思い込んで失禁したまま死んだなんて、そこまでプークスクスで残念な死に方はしていないしな。
おしいです!アストレアさん!もう一声!、もう一声お願いします!」
「うふふふふ!誰と比べてたのでしょうか。
そうですね、ではトモキなどは如何でしょうか?
あなたのように、おっぱい好きの変態にはもってこいのお名前だと思われますが?」。
「うーーーん。これまた結構前のネタを引っ張って来たものだ。
まあ俺はトモキのようにおっぱい好きではある。しかし彼のように翼が生えている女性だからって毛嫌いするような差別は絶対にしないし、寧ろそこは、その子が空から落し物として俺に届いたのなら。「マジ天使!」と叫び抱きつく程嬉しい事なのだが。
それに俺は彼のように、真のエロを求めるだけの理由で新大陸に行ったり、町中の女性を覗き見するため、筒と鏡を通して監視するシステムを自分の家に構築しようと、そこまでの事をする執念はない。
寧ろそこまでな所は男として尊敬はするのだが・・・俺が進むべき道とは違うんだなこれが」
「うふふふふ!。本当に誰の話をしているのでしょうか」
「本当に後ちょっとで良い名前が出そうなんですよ。
今はとても良い方向に来ています。
カズマ以上、トモキ未満な感じの名前、何かないですかね!アストレアさん!」
「それでしたら、間を取って カズキというのはどうでしょうか?」
「おお!それだあああああ!」
「それでは決まりですね。今後ともよろしくお願いします。クズキ♡」
ズコオオオオオッ!
上手く行き始めた時から、今までの時間がいっきに台無しになった。
そこからなんとか俺はアストレアを説得して、名前をカズキにしてもらった。
超大変だったぜ・・・・。
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