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3日後・・・
「おお、勇者よ。死んでしまうとは情けない…って、またあなたですか。お好きなのですね」
「え・・・」
俺は教会で目が覚める。
また、やってしまったのだろうか。
確かに何だか身体がスッキリしている。つい先ほどまで、していたようだ。
やばい、ナニコノイジメ、どうしよう。流石にもう、どうしよう。
気まずすぎて死にそうなんデスガ。
(イヤ…スデニシンデマスガ)
俺はシスターの方を見る。予想通り、少し呆れた表情で俺を見ていた。
「・・・・・・ごめんなさい!シスターさん!!しばらく自慰行為は我慢します!。
それとこの本!……くっ!…処分して下さい!」
どうやらおかずに使用していた俺のお気に入りの一冊も、この世界に持ち込んでしまったらしい。
俺は涙目になり、悔しながらも、ぷるぷると手を震わせて、シスターにその本を渡した。
スマナイ…オマエタチ…イママデアリガトウ
しばらくの間、俺のベットの下にある、夜のお供達も封印しておこう。
「偽勇者様。もしかしてあなたは一日中・・その・・しているのですか?」
流石にそんな体力はないし、
フィーバーした経験もない。
でもそう思っちゃいますよね、こんなにテクノブレイクで転生を繰り返しているんだから。
それくらい出来たら男として幸せなのかもしれないが…。
ガスッ!
アヒィ…
パタリ・・・
そして俺は再び、シスターに撲殺され、元の世界に転生した。
1日後・・・・
「おお、変態よ。死んでしまうとは情けない………はぁ」
「すみません、我慢できませんでした。アハ…アハハ」
俺みたいな男子にとって、それは毎日無くてはならない存在。
我慢するなど言っておいたのが間違いであった。
溜まった物はしっかり出さないと身体に悪いからな。
しかし、仏の顔は3度までとはこの事、流石にシスターも半ギレした顔になっていた。
ガスッ!
アヒィ…
パタリ・・・
それから俺は、自慰行為をすると必ず教会にたどり着く事になっていた。
ナニコレコワイ、でも気持ちい事はやめられない。
何度も何度もそれは続き、俺の精神はズタボロに。
シスターは愛想を尽かし、俺が転生した瞬間、問答無用に頭を殴り撲殺し、俺はその恐怖に怯えるようになっていた。
そして問題の日はやって来た。
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