あとがき plus α

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あとがき plus α

 超短編の自分勝手な失恋モノ、ここまで読んでくださった皆様に、まずは、心より感謝を申し上げたいと思います。  ありがとうございました。 あなたは、気持ちが揺れてしまったこと、有りますか?  本作品は、本当は5万~10万文字に膨らませて書こうかなと思っていたものの、プロットをちょっと手直ししたものです。  正直そんなの書いてる時間がない、というのが正直なところと、最終的にハッピーエンドでない作品をずるずる長くしてしまうと後味(あとあじ)悪そうだな、という思いから。 なんとなく、THE・ケータイ小説、という感じを目指して書いてみました。甘苦い青春モノ。ハッピーエンドではないけれど、非現実的ではなく、なるべく等身大の恋のお話になるように。 上手く表現出来たかどうかは、書き終わってみても未だによくわかりませんが。    あぁ、サークルの男子、当て馬感が強くて憐れ過ぎる。ちゃんと書いてあげてればもうちょっと個性の強いイイヤツな設定だったんですがね。この文字数でまとめるとこれ以上出張ると邪魔というか…(本当に憐れ。笑)    でもこういうことってあるような気がします。特に若い時は。  好きって言われると、その相手が気になってしまうってこと。 相談しているうちに、段々考えが相談相手のそれにかなり影響を受けたものになっていくこと、等々。 そうして自責の念に苛まれたり、後悔を繰り返しながらも、人間はちゃんと成長していける。 少なくとも作者はそう思っています。  ****おまけ設定~その後があったら~****    彼ですが、結局新しい彼女とは失恋の痛手を忘れるために周りのススメとかもあって付き合ってみたものの、1年経過せずに別れてしまいます。  やっぱり主人公が好き、と、いたるところで再確認するも、気付くのは主人公の更に一年後、と。  すれ違い甚だしいですね。 物語内で彼が別の女性と付き合うことになった顛末などは全く書けなかったので、タダの口だけの酷い男に成り下がっています。 でも、5ヶ月、しっかり彼は未練タラタラで待っていました。 待っていた期間は、まだ若い学生の彼にとっては長く長く感じられていたという事を理解してくださると彼も救われると思います(笑)    お互いにとても好き合っていたのと、5年の思い出はやっぱり重いもので、彼らは電車の中や、実家近くの思い出の場所、至るところでお互いを思い出しては、その姿を探している自分に気付きます。  山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」状態です。    社会人になってから再会し、元サヤという流れも考えておりましたが、どうしても一度別れてすれ違ってしまった手前、Happy Endに話をもっていきたくない自分(さくしゃ)が居て、まぁ本編の先の話などは全て裏設定という感じに留めました。 最後にどんでん返しとかのハッピーエンドや、もっと、なんか捻りを期待されていた方々には申し訳ない結末になってしまいましたでしょうか… まぁでも、今回はあくまで所謂「よくある失恋体験」という感じを書きたかったので、作者的にはこれで良いのです。(自己満ですみません)  恋愛ってうまくいかないものです。  でも腐らずに、未来を見続けていきたいですね。   あ、作者はこーゆうあとがきにペコメやら感想を貰えるととても喜ぶタイプですので、反応クレクレと堂々とここで書かせていただきます(笑)←台無し
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