【 寂しいから、抱き締めて。 】

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    2歳しか違わない年下の恋人は、世話焼きだった。僕は、とにかく仕事以外に頓着がない・・・・・・らしい。人と付き合って暮らしてみて初めて自覚?したのだ。  返信が遅いことを怒られたり、寝食を忘れていることを心配されたり・・・まぁとにかく。賑やかな日々ではある。  ここ最近恋人は、インターンシップなるものが始まったらしくほとんど家に居ないし見掛けていない。まぁ、僕も仕事詰めで忙しくしていたからお互いさまなのだが・・・・・・  《 《 「19時!」 「美空~なぁ~にニヤケてんだよ。」 「今日は、一緒にご飯食べられる。」 「はは、彼女持ちは羨ましいな~ため息一つも。」 「ここ最近まともに顔合わしてないし。俺だって寂しーんだよ。」 「はいはい。早く上がれてよかったな。」 「じゃあ、帰りますっ!!」   
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