伝・空海と苔鬼

1/1
18人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ

伝・空海と苔鬼

「沙門空海、山に入りて百月 角障る岩座に尊鬼の骸あるを□染みて 唐を思ふ。鬼であれども根はかわらず打つこと能わず、まさに呼ばれたる心地にて鐘を払う。鬼、消え□ 岩座に足跡あり、辿る一つ二つ青く光る 夜明けて苔の這うを認むる」
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!