お腹減った
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ひんやりとした夜の空気。 マンションを出たところで茉奈は周囲を見回した。 道は左右だが、何しろ美代は五階から飛び降りたわけだから、単純に道で決めるわけにもいかない。 行先は分かっていた。先程ニュースで流れたあの公園だ。 一番の御馳走を求めて、彼女はとうとう抑えが効かなくなったのだ。 「満月見せないだけじゃ駄目かー」 何か策を講じねば、と考えながら、茉奈は公園に近い方の道を選んで再び走り出した。
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