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……クライマックスの派手な花火が打ち上がる中で、口づける。
「……愛してる……」
込み上がる興奮に譫言のように繰り返すと、
「……愛してる、俺も……」
彼が胸にぎゅっと抱きついてきた……この温もりだけが俺の現実で、
どんな華やかな花火だろうとも俺には夢でしかなかった……俺にとっては彼といるこの今が、
存在の総てだった──
俺の全てを賭けてでも、愛せる存在──皐月 充
おまえを、この先もずっと永遠に……
ただ、愛している
完結
オムニバスコラボ企画にリクエストをいただいたみなさま、ありがとうございました。
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