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「……レオン、大好き……」
「俺だって、好きだって」
こんなにも夢中になるなんて思わなかった。
今は、ミクがいれば何もいらないと思えるくらいに……
「ミク、今夜は離してやれない」
「……うん、レオン…離さないでいて……」
鼻にかかる甘い声にクラッとしそうになる。俺の方が、ぜってぇ負けてる……。
もう、マジで離してやんねぇからな。
本気で俺にしがみついて、二度と離れんなよ……
こいつといると、愛おしすぎて切なくなってくる。こんな恋は、俺にとっても初めてだった。
だからずっと抱き合って、いつまでも離れずに、
おまえといさせて……ミク
終
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