第3話 生徒会庶務

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第3話 生徒会庶務

翌日の放課後、僕はひとりで生徒会室に向かっていた。 明香先輩に呼ばれていたからだ。 「失礼します」 生徒会室のドアを開けると、室内には明香先輩がいた。 他の生徒会メンバーの姿はない。 「こんにちは、ソラくん!」 にっこりと笑って駆け寄ってくる明香先輩だが、昨日の事が蘇って素直に可愛いと思えなくなっていた。 そんな考えが顔に出でいたのか、僕を見て明香先輩は頬を膨らませている。 「むーっ」 頬を膨らませて唸っている先輩はあざとい。いかにも『怒っています』というポーズだった。
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