出会いは唐突に

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「え?」 鳩が豆鉄砲を喰らったような顔ってこんな感じかな? 「だぁかぁらぁ~!お前のその調査とやらに協力してやるって言ったんだ」  はっ!ありがたく思えこの宇宙人野郎。 「ほんとですか?」 俺の悪態を知らない彼女は目をキラキラと輝かせている。 「あぁ、男に二言はない」 「わぁ~!ありがとうございますぅ。これで命拾いしました~」  ピョンピョンと嬉しそうに飛び跳ねている彼女を俺は腕を組んで見下ろした。
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