25人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
「よーし、みんな終わったな。じゃあ授業を始め…」
「あ、あの!僕…目が悪いので、 暁月さまと代わってもいいですか?」
そういったのはドア側の後ろから二番目の子。 しかも俺の親衛隊だ。
遠いけど…大丈夫だろうか。
「お、おう。暁月、 いいか?」
「だいじょぶ、です」
親衛隊の子はほっとしたような表情でこちらを見て、微笑む。
優しい……あ、 あの子は確か…俺の親衛隊隊長の清水茜だ。
気弱な性格だからきっといっぱい頑張ったと思う。
あとでありがとうって言わなくちゃ。
最初のコメントを投稿しよう!