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頑張ったねの前に
インターネットに流れる膨大な情報に触れる時、私が最も恐れているのが、虐待と自死の情報です。ページを開かずともショッキングな見出しと写真付きの見出しがそれを知らせます。
何の身構えも出来てないところに急に目に飛び込んで来るそれらは、
ずっとずっと心に残り続けます。
先日も、たった一日で2件の若い人の自死の報に触れました。
精一杯生きた果ての選択であったことが伺えました。
この物語は、自死を推奨するものでは決してありません。
どうか、せめて、旅だった後の世界が楽しいものであってくれたらと、そんな勝手な思いで作りました。
タイトルはあらすじのサゲの部分です。
万が一にもそんな風に受け取られないようにと表記はしていません。
あらすじからならば、少しはくすりと笑って受け取っていただけるのではないかと思っています。
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