みんな持ってる魔法の手

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「私も私も抱っこしたい🎵」 僕の周りでせがんでいるのは しのちゃんの下の子・ゆのちゃん。 幸太くんの二年下の四年生。 「ギュッとしたらいかんよ」 僕はゆのちゃんの腕に。 「エデン、可愛いなあ」 ゆのちゃんも可愛いよぉ って、マッタリしてたら 「お母さんっ、次の出前が  待ってる・・・」 ちょっと不機嫌な上の子・かのちゃん。 中学三年生が。 「挨拶して入りなさい」 「・・・こんにちは・・・」 “こんにちは”言うて出て行った。 「すいません、なんか最近、あの子、  ヤりにくいんやわあ」 「あるよぉ、そんな時期、  気にせんとやっていかんと」 僕のお母さんは笑うてたけど しのちゃんはなんか気になる 感じでお店を出た。  
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