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間違いなしや、兄ちゃん・・・。
「警察に電話はするとして
とにかく早よ、家へいこ!」
「せや!寂しかったなあ、
こんなトコで・・・9月でも
夜露に濡れて冷えたやろ?
帰ろ!帰ろ!」
ほら、もう家、出来た。
な?大丈夫やろ?
せやから、もう兄ちゃんも帰るんやで。
半袖の腕が震えてるやん・・・。
月明かりの下でおる兄ちゃん・・・
少しの間やったけどありがとう。
僕に“エデン”って名前を
ありがとう・・・。
あの暮らしは
僕らのエデンの園やった。
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