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次の日の朝
友達と学校へ行く
いつもと変わらず
みんなと話していた
教室へ入り
成実が来ているか席を見ると
まだ来ていなくて
成実が教室に入って来て
ドキッとして
成実と目が会うと
ニコッと微笑んでくれた
自分も笑顔を返す
成実が鞄から
教科書やノートを机に直して
私の所へやって来て
成実
「...央 おはよう」
私
「おはよう..成実」
成実を見るとドキドキする
成実
「央 昨日 日曜日に遊びに行くって言ってた話しなんだけど...」
私
「..うん 大丈夫やで
どこか行きたい所ある?」
成実
「うん 電車に乗って
行きたいんだけど...」
私
「いいよ」
その時担任が入ってきて
成実
「また後でね」
私
「うん」
朝礼が始まった
そして1限目が終わり
千春ちゃんと貴美ちゃんが来て
話していた
パッと成実の方を見ると
なんかいつもと違う表情
気になる
このままでは
成実の所に行けないと思い
「ちょっとトイレへ ごめん」
教室を出た
トイレの前で振り向いた
成実も後ろから歩いてきていた
私に、近づいて
小さな声で
成実
「...央..」
「怒ってる?」
成実
「...さっき貴美子達と
しゃべっていたから...」
「友達だよ」
成実
「でも...」
なんとなく...
このままじゃダメだと思って
「成実は どうしたい?」
成実
「....」
私
「成実が
ヤキモチ妬いてくれるのは嬉しいよ
ありがとう
みんなと仲良くしたいから...
でもそれ以上に成実と仲良くしたい」
成実
「うん 分かった」
一緒に教室へ戻った
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