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日曜日
駅で待ち合わせをした
「おはよう」
成実
「おはよう 行こっか」
「うん」
電車に乗り20分
着いてから
成実
「央 映画見たいのあるの いい?」
「うん いいよ」
映画の時間が1時間後だったので
近くのファーストフード店へ
ジュースだけ注文して
席に座った
成実と目が合う
今日の服装可愛いなぁと思った
成実
「央 どうしたの?」
「んっ 成実 可愛いなぁと思って...」
成実
「...恥ずかしい...
映画の後 買いたいものがあって
一緒に行ってくれる?」
「うん 一緒に行こう」
映画の時間が近づき
お店を出て映画館へ
中に入って
話していて
暗くなると
肘掛けの腕に成実の手が
横を向くと
成実がこっちを見ていて
成実と手を繋いで
映画の内容は
あまり入ってこなかった
映画のエンドロールが流れた時に
成実がぎゅと手を握ったので
成実の顔に近づき
頬にチュッとした
素直に行動しているのが
自分でない様な
自分の事が
よく分からなくなっているような
人を好きになると
冷静ではいられないのかな
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