準決勝

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準決勝

朝8時15分に未稀と紗稀の家へ そこから中央体育館に行って 着替えて 9時からアップを始める 準決勝 去年負けた相手 流れが常に相手チームに やっぱり先に点を取られる 6点差までに縮めてもまた離される 4クォーターはベンチで見ていた 最後は18点差がついて負けた まだまだ練習が足らないんやなぁ もっと上手くなりたい 勝ちたい 更衣室で着替えてる時に 未稀が 「まっちゃん 昼から遊ぼうよ」 「うん いいよ 1時に行くわぁ」 「待ってる」 負けても次に 切り替えは早く 着替え終わりエントランスから 外へ出ると 後輩達が待っていて 未稀の周りに集合して 明日からの練習についての 説明を聞いてから解散した 由真がこっちへ歩いて来て 「央先輩 今日お昼から予定ありますか?」 「さっき 未稀と遊ぶ約束したから 一緒に遊ぶ?」 「いいんですか?」 「未稀もなんも言わへんよ 1時に未稀んちで いける?」 「はい 大丈夫です」 1時前に未稀の家へ 曲がり角で由真に会って 「由真 会えて良かった」 「うん 央が居て良かった」 未稀の家へ 玄関で声をかけて 勝手に上がっていく 階段から未稀と紗稀が降りてくる 勝手にリビングに座って 由真にもどうぞと座らせる 「いらっしゃい まっちゃんと葛西さん いつもラブラブでいいねぇ」 「...はい...」 由真が焦っている 私はだいぶ慣れてこれぐらいでは 動揺しない 4人でずっとしゃべっていた 未稀達のお母さんが帰って来て 「おばちゃん お邪魔しています」 「おー まっちゃん 久しぶりやなぁ」 「はい」 「えーっと 由真ちゃん?」 「はい そうです」 「えー いつぶりやろう お母さん元気?」 「はい 元気です」 「そー良かった ゆっくりしていきなぁ」 「ありがとうございます」 おばちゃんはまた どこかへ行ってしまった みんなとしゃべってると楽しくて 由真もめちゃくちゃ笑ってて 一緒に来て良かった
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