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ミサンガ
クラブも始まり
みんなとバスケが
出来るのはあと少しと言う時に
顧問の先生に
「お前 まだ腕に付けてたのか
外してこい」
いつも練習の時は
リストバンドを付けていたのに
今日は忘れて来たから見つかった
どうしよう...
「由真 ごめん」
「先輩...」
部室にハサミを取りに行き
体育館の入口に居た由真を呼んで
体育館を出た所で
「由真 切るな」
「はい」
2人の腕を合わせて
一緒に切る
その時はかなり凹んだけど
由真も一緒の気持ちやろうから
お互い顔に出さずに練習に戻った
夏休みに入り
久しぶりに由真と
遊べる日があって
未稀の家で
みんなでやけど
クラブが終わって1時半に
未稀と紗稀の家へ行く
後輩4人も一緒に
2階の未稀と紗稀の部屋で
みんなとお菓子を持ってきて
楽しくしゃべっていた
未稀が
「まっちゃん 葛西さんと
1階でしゃべってきたら」
「えっ...うん ありがとう」
「由真 下に行こう」
「は はい」
2人で下に降りる
ちょっと待てよ
これって何か裏があるような
「由真 未稀の事やから
何か企んでるよな」
「たしかに可能性が」
「でもその前に」
由真を壁に押し付けてキスをする
「..ひ.ろ..」
久しぶりのキスが止まらない
由真の腰に手を持っていき
由真は首に手を回してくれた
ミシッ
階段で音がした
離れたくないけど
唇を離して
「由真 今聞こえた?」
「えっ」
「誰かが降りてくる」
「....」
壁際から覗く様に
ゆっくり階段を見上げると
未稀が
上から2段目ぐらいの所に居た
「あっバレた」
「未稀が考えてる事は分かるよ」
笑いながら戻って行った
「..ひ.ろ」
由真が後ろから抱きついてきて
由真の胸が当たって...
すごくいい
反転して
抱き締めてキスをする
人の家でするとまた違うから
余計興奮する
でもこれ以上すると
止まらないから
唇を離すと
「...もう少し.だ.け」
由真の甘い声に
メロメロです
今度は
舌を絡ませて
激しくキスをした
唇を離して
「由真 大好きだよ」
「私も 央大好き」
リビングのテーブルの前に座って
落ち着かせる為に
由真と向かい合って話をした
少しして
未稀が降りてきて
「残念」
「何が?」
「まっちゃん
2人きりになれて良かった?」
「...ありがとう」
「そっかーそれは良かった」
みんなも降りてきて
またみんなで話をする
5時半過ぎに由真が帰るので
一緒に帰る
「由真 送るよ」
「ありがとう」
「久しぶりに遊べて良かった」
「うん 央と遊べて楽しかった」
「また遊ぼうな」
「うん」
由真の家に着いて
「由真 またな」
「央 ありがとう またね」
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