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夏休み最後の練習
練習が始まる前に未稀が
「まっちゃん明日 暇?」
「明日..日曜やからなんもないよ」
「良かった 神野さんが家へ遊びに来てって それでまっちゃんと葛西さんも誘って行こうと思って」
「うん 葛西さんが行けるなら行く」
「うちから葛西さんに聞いとくなぁ」
「うん 任せた」
葛西さんも行けるみたいで良かった
次の日
神野さんの家を知らないので
13時に、近くのコンビニで
待ち合わせをした
由真と神野さんが待ってて
少しして未稀も来て
コンビニでお菓子と
ジュースを買って
4人で神野さんの家へ
2階の神野さんの部屋へ
神野さんが1階へ
コップを取りに行った時
未稀が
「まっちゃん 葛西さんと前に映画へ行ったんやでな」
「な なんで知ってるん」
「それは なぁ 葛西さんに」
「央先輩言ったらダメでした」
「えっ いや..いいよ」
「葛西さん まっちゃんの事..」
「なっ..未稀何言ってんの」
「2人ってどこまでいってんの?」
「なんも...先輩、後輩の関係やで」
「えー うそやぁ」
「何もないですよ 未稀先輩」
神野さんが戻って来て
この話は終わった
ほっとすると
未稀が私を見て
何かまだ言いたそうだった
楽しく会話をして
未稀がトイレへ
神野さんが
「私、未稀先輩が好きなんです」
「「えっ」」
葛西さんとビックリして
顔を見合わせる
「びっくりしますよね」
「...うん びっくりした」
今回、私達を誘ったのは
二人っきりだと話せないから
私と葛西さんが仲がいいのは
知っていたから
4人で遊べば
もっと仲良くなれると思ったと
なんか複雑だけど
4人だと緊張せずに話せるし
遊びに行くのは
別にいいかなと思った
未稀が部屋に戻って来て
4人で話していて
今度、また遊びに行こう
と話になった
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