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リュウ「、、、はーちゃん。取り乱したのわざとでしょう?」
ハナ「半分は本当だ。癒しが欲しい。半分はめんどくさくなった。」
モニモニモニモニモニモニモニモニモニ
ふむ、にゃんこもよいな。
佐藤「人間界に行くことも、使い魔になることも魔王様のことなのでどーでもいいですが、魔王という肩書きを捨てられるのはごちゃごちゃ面倒なので肩書きでだけでも魔王でいてくださいな。じゃないと鼻からピーマン突っ込みます。」
なぜ、ピーマン。
どっから取り出したピーマン。
ラル「わ、分かった。」
タスク「そんなもんでええんかいな。チラッ、、、花奈も機嫌マシになってるからはよ人間界の方行こうや。」
輔がこっちを見て安心したように微笑んだ。
、、、よく考えたら190越えの男の膝に170越えの男が収まって猫(水の)むにむにしてるのってキモくないか?
シュンッ
ハナ「決まったか?」
タスク「もう魔法使いこなしてるんやな!さすが花奈や。決まったで!!」
確かにあった転移という魔法で魔王と佐藤に囲まれて話してる輔の横に移動する。
佐藤「花奈様、とおっしゃられましたね。我が魔王様をよろしくお願いいたします。魔王様、人間界生活を楽しんで、たまには魔界にも顔を出すのですよ。花奈様にご迷惑をおかけしないように。」
ラル「分かっておる!」
、、、佐藤は魔王の母か?
ラル「では、移動しよう。人間界のどこに行くのだ?」
覚えとらん。
リュウ「確か、アルビス王国ってとこだったよー!」
ほう、楽しみだ。
佐藤「では私が最寄りの草原までお送りしますね。」
車で?あ、こっちなら馬車か?
足元に佐藤が手をかざすと魔法陣が浮かんできた。
なんだ魔法か、、、なんかがっかりだ、。
佐藤「では、気をつけて行ってらっしゃいませニコッ」
胡散臭い笑顔を浮かべた佐藤。
消える瞬間に呟いた、
「ふっ、あのバカが消えたら楽に仕事が回せる」
と呟いたの、俺の耳には入ってきたからな!!!
こうして俺の異世界生活は、最強の使い魔を手にしたことから始まった。
2maccha end
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