3maccha

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ハナ「つい、。」 紫の手のひらサイズのスライム。 ツノともふもふがクビに巻きついてるのが可愛い。 だからムニムニしてしまった俺は悪くない。 ラル「ふむ、、これは移動が疲れるからな。」 シュンッ 俺の頭の上にプニプニが! ルイ「む、。」 グニッ 類がラルをつかんで自分の頭の上に乗せた。 ギュッ なるほど、俺の頭はお前の顎置きじゃないぞ? リュウ「あ、あれ門っぽくない?」 龍が指差した先には長く続く壁が見えている。 ふむ、魔物が入らないように国を壁で囲ってるのか? テクテクテクテクテクテク 「怪しすぎるぞ、何者だ?」 ハナ「一般市民だ。何が怪しい。」 「いや、ポイズンスライム連れてる学生の齢の子らが変な服着て学園に通ってなければならない時間に門の外にいるってよっぽど怪しいぞ。基本的に学園を卒業するまで門の外に出てはいけないはずだ。」 ふむ、説明ご苦労だな。 、、、どうしよう。 リュウ「あのっ、僕たち、記憶がなくて!!!」 ギュッ 龍が門番らしき男に抱きついた。 リュウ「気づいたら草原の真ん中に立ってて、周り何もないし。僕たちだけだったし。不安で不安でウルウル」 「そ、そうだったのか、、、?疑ってすまん。入れ。ギルドに行けば何か情報が掴めるかもしれん。」 顔を赤くするな門番らしき男。 そして簡単に入れるな門番らしき男。 門番らしき男が門の横にある鎖を繋いだ滑車を動かし門を開ける。 魔法使えよ門番らしき男。 ゾロゾロゾロゾロ まあ、ありがたく入るが。 リュウ「お兄さん!ありがとう!お兄さんは命の恩人だね!!!」 最後に入った龍が門番らしき男に手を振り、街を振り返る。 タスク「めっちゃファンタジーやん!!!!」 煉瓦造りの建物に、布製の屋根を張って食べ物や雑貨を売ってる人。 服装もなんかこう。ファンタジー?らしき?感じだ。 門を入ってすぐが大通りのようで、その奥には馬鹿でかい城が見える。 タスク「とりあえず神が言ってたギルドとやらに行ってみよか。」 リュウ「いこいこー!、、あっ。」 ポトッ 龍が目薬を落としたことなど見てない見てない。 とりあえず大通りを進んでいく。
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