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ギル「ふふ、誰かと街を歩くなんていつぶりだろ。」
ハナ「ふむ、力を持つとそうなるのは運命だな。」
それも神とかいう得体の知れない巨大な力だと尚更なのだろう。
人間はたとえ家族であろうとも自分の持っていない力を持っている者に恐怖してしまうものだ。
ギル「アロハから連絡きて嬉しかったんだー。ここ数百年友達といえる人すらいなかったからね。」
ラル「我も四天王以外で対等に話したのは久しぶりだな!」
聞いてないぞ魔王。
ギル「てか、君誰?アロハから聞いてないんだけど、花奈君の使い魔だよね?」
ハナ「ラルだ。」
ラル「ちゃんと紹介してくれ。我は魔王。魔界の王だが、訳あって花奈と使い魔契約をした。」
なんか意味深な言い方をしているが、暇つぶし目的だからな?お前は。
ギル「わー!まさかの魔王?驚いたなー。あ、ついたよ。ここが私の家。」
そういう割にすごく棒読みなのでそんなに驚いてないようだ。
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