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ルイ「、、、学、、園???」
類、気持ちはわかる。
これは学園じゃない。
城だ。
ギル「アルビス王国の6歳から18歳までの子が通ってるからね。16歳から18歳の子は基本寮生活で、同じ敷地内にその寮もあるからすごく広いんだ。」
なるほど。
そりゃ城になるな。
ギル「さあ、理事のとこに行こう。転移は校則で使っちゃいけないからね。」
、、、どこでも行けるドア?
ギルが手を前に出すと蛍光ピンクの扉が現れた。
ギル「入って入って〜。」
「この扉はギルじゃな?はよ入ってこんか。」
中からおじいちゃんの声が聞こえてきた。
中に入るとごつい椅子におじいちゃんが座ってた。
ギル「やあ、土の。私の息子を学園に入れてよ。」
土「また、急じゃのう。というか、おぬしの中で確定事項じゃろ?とりあえずテストだけ受けて貰おうかの。」
土の、と呼ばれたおじいちゃんは苦笑いしながら紙を4枚出してきた。
中身を見ると中学レベルのテストと魔法の基礎知識だけだった。
とりあえず解けばいいのか?
ギル「流石、土帝様は話が早くて助かる。」
土「茶化すな。おぬしが決定したことに逆らえるわけなかろう。」
ふふっ、と笑う父は少し悲しい顔をした。
ラル「ふぁ、、、寝てた。、、、ん?、、、、花奈は賢いな。」
俺の胸元、ほぼ腰に入っていたラルが出てきた。
いつから寝てた。
ほぼ空気だったぞ。
ハナ「いや、これくらいは向こうで習ってるんだ。魔法はお前の知識を使ってるが。」
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