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「ほら、先にイケよ」
後ろ手に両手を縛られたこの状況で先にイケとか、この人本気ですか?しごいてもらっていっすか?
「ムリ」
正直声を出すのもやっとです。なにせベットに顔面潰れるほど押しつけられてますし。尻だけ高々と突き上げて両手も使えないこの体勢はまさしく “Λ” こんな感じ。
あ、“へ” これでもいっか。長い方が顔面ね。
「嘘つけ、ほら、トロトロじゃねぇか。ほらほらイケ」
無理な姿勢で穴の真上から突き刺すような角度で俺を攻め立てる亀頭デカめの極上のナニ。
カリがクポンと出入りする度痺れるみてぇな快感が背中を貫いていく。
しっかりほぐされて、しっかりこの男のナニの形になった俺の穴は、奥より出入り口に感度が集まる。
なんの抵抗もなく、ヌルヌルのそこは何度でもいくらでも男の出入りを受け入れる。
「ん、あっ、クソ、イク、もっとだ、もっとくれ」
縛られた両手首に、更に力を感じる。加減もなしに押し付けられて背中がミシミシ悲鳴をあげる。
時折グッと首筋を掴まれる。そのままベッドへ押し付けられ気道が潰れてむせかえる。
「やっぱ最高だ、愛してる。愛してる、俺の桜牙」
腰を振ることをやめた背後の男、だって俺の腰が揺れてるから。ギンギンに勃起したアレが自分の腹にペチペチあたりながら糸を引く、揺ら揺らゆれながら糸を引く。
「やべ、まじ、も、イク」
中に奴をこすりつけるように腰を振る。入口がめくれるほどゆっくり出し入れして、更に一回り膨張したペニスを味わいながら、ペチンと自分のが腹にあたった刺激と同時に射精した。
「最高の眺めだ、クククっ。よし、俺もイクからな」
背中を押さえつけられていた力がふっと抜けて、抜けたと同時に腰を掴まれ突然真下から突き上げられる体勢になる。
そのままガンガン最奥を突き上げられ、当然のように腹の中に精子をぶち込まれた。
へその後ろでドクドクと、最後の一滴までぶち込んでやろうって意思を感じるこの執拗さ。
もう何も出ねぇだろって時間が経って、ようやく満足したらしいクソ野郎は愛してると呟きつつ首筋にキスをしながら、ようやく俺の中からソレを引き抜いた。
栓を抜かれたみぇに、半分ほど白い体液が太ももに流れてきた。
腹には自分の精子、後ろには野郎の精子、おまけにベッドも精子まみれ。
どうしてこうも後先考えずに出したがるのか理解に苦しむ。ティッシュに出せよ、ティッシュに出させろよ。
そんな事を考えたのはもうだいぶ以前の事で、ドロドロなこの精子パラダイスがコイツの好みなのだと理解したのもだいぶ以前の事だ。
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