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何だか意味深な感じの雰囲気すら漂わせて、細い指が俺の太腿の上を緩急つけて刺激してくる。
「ちゃちょっと、待って。
これヤバイから…どうしたの?いつもの萌ちゃんと全然違うみたいだよ」
「もしかしたら、さっきのお客さんに何か入れられたかも…初めて来た男性で、最初からしつこく迫って来て、途中から我慢できなくなって来ただろうとか言ってたし…アフターはしていないと言ったら無駄なことしたと怒って帰っちゃったから」
「はっ?薬入れられたって事??
ほらっ、早く水飲んで。店長に言ったの?」
首を振り、茂樹さん来てくれたから大丈夫だと言って、上目遣いで俺を見つめながら。
熱っぽい視線に年甲斐も無くドキマギしながら、どうして欲しいか訊ねると、この後一緒に過ごして下さいと言ったのだ。
「萌ちゃん、いいの?何言っているかわかってる?こっちは嫌でも期待しちゃうよ」
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