186人が本棚に入れています
本棚に追加
「すまなかった…早く朱雨を救おう。準備はいいか」
「うむ」
「あぁ」
「えぇ」
「はぃ」
「あぁ」
「では_______________」
ポタ
6滴の粒が床に垂れたと同時に
「「「「「「イズベニテリグマ」」」」」」
と発された
すると部屋は光に包まれた
その中、視線は皆中心の朱雨にだけ注いでいた
光が落ち着いた頃、朱雨の指先がピクリと動いた。
「朱雨!!」
慌てて朱雨の元へ駆け寄りしゃがむ
手を握ると握り返してくれる
そっと目を開いた朱雨は一言発した
「……ハク、ただいま」
最初のコメントを投稿しよう!