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登場人物紹介
歴史上の人物
エグバート・・・・ウェセックス王国の王子。マーシア王国の国王オファによって、フランク王国への亡命を余儀なくされ、そこで出会ったカール大帝の娘プルートと恋におち、その恋を叶えるために、東方遠征へ赴き、魔法女子の支援で軍功を立てて、プルートと結婚、ブルターニュ辺境伯となる。オファ王の戦死後、カール大帝の意向により、故国へ帰還することになる。この物語は、彼の祖国帰還を巡って展開する。
レッドウルフ・・・ケント王国の国王。マーシア王国のオファ王の侵攻にさらされるが、魔法女子の支援により、これを退ける。その戦功により、ブリタニアの総君主ブレトワルダの有力候補と見なされるが、エグバートの帰還という現実の前に微妙な立場におかれる。
カール大帝・・・・フランク王国の国王。『大帝』と呼ばれるヨーロッパの事実上の支配者。ブリタニアを北方からの脅威に対する防波堤とすべく娘婿のエグバートの帰国を画策する。
プルート・・・・エグバートの妻。カール大帝の娘。
オファ・・・・・・マーシア王国の国王。ブリタニア全土の支配をめざすが、魔法女子の詭計の前に斃れる。
モードント・・・・ウェッセクス王国の旧臣。かつての主君筋に当たるエグバートの帰還を前に、旧臣たちの取りまとめに動いていたと思われていたが、ブリタニアに帰還したエグバートの前に大軍を率いて立ちはだかる。
ヘンリー・・・・・ロンドン主教。ロンドン暫定政府のメンバー。
ローレンス・・・・ロンドン暫定政府の市民代表。
コーンウォール公・・ウェッセクス王国旧領の西半分を治める領主。
魔法女子たち
ミサト・こーちゃん・りこぴん・せなちゃん・みかりん・ちっぴー・ゆりぴい
奈良時代のニッポンにいたが、超新星の爆発によって出現した「赤い楯」に導かれてヨーロッパへ。そこでカール大帝のヨーロッパ統一事業に力を貸す。みかりんが、カール大帝の娘プルートと友人であったことから、その恋を叶えるべく、エグバートの東方遠征に協力、ベネチア干潟の船いくさ・ブタベスト空挺作戦・タタ湖上戦、さらにはトランスシルバニア金山接収・西突厥との交渉などでエグバートに功績をたてさせ、二人の結婚をカール大帝に認めさせる。カール大帝の意向により、エグバートのブリタニア帰還の地ならしをするため、ミサト・ちっぴーが潜入、物語開始時点でちっぴーはケント王国の元老院議官である。
また、りこぴんは東ローマ帝国へ美術指導に出ていて、物語後半で登場。ふーみんは、西突厥に乞われて東方伝導の旅行中で、本編には登場しない。
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