鋼鉄の斧

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「はい、私は自分の斧を池の中に落としてしまったので覗き込んでいたのです」 「それは、この銀の斧ではありませんか?」  女神が差し出した斧を見てピエルは、うわあ!綺麗な斧だ!と心の中で感嘆の声を上げて言いました。 「はい!そうです!」 「では、この金の斧ではなかったのですね」  女神が差し出した斧を見てピエルは、しまった、あれの方が良かったと思って言いました。 「あの、さっきは見間違えてしまいました。それです!それが私の落とした斧です」
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