鋼鉄の斧

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 ピエルはしめたと思い、ノエルを嘲笑いながら言いました。 「いやあ、それはありがたい、じゃあ、お前が部屋を広々と使えるように二つ共もらっていこうかな」 「ああ、それはこっちこそありがたいことだ!丁度、邪魔だと思ってたところだから」 「へへへ、そうかい、それは全くありがたい」  内心、ピエルはノエルのことをとんでもない馬鹿だと思いました。そして、ほくほく顔で自分の家に戻りました。
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