第二章 面接

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そしてオルガンはアパートに帰宅した。 d65ee56c-08b9-43fd-a02d-c3b21335c502 ティナ「へぇーそんで逃げ帰って来たんだ、絶対合格するような肩書きを用意したつもりだし貴公あんたの魔法力で不合格って事は素行態度に問題ありって事かぁ地球人ディスるの大好きっ子ちゃんだからね」 オルガン「抑抑(そもそも)大魔王やってた俺何かに人間のセンコー何て不向きなんだよ」 ティナ「出世したくないの?そろそろ大将の上に上がりたいでしょ上級大将は目の前だよ」 オルガン「そりゃーしたいさ」 オルガンの声が急に小さくなった。 「ピンポーン」 インターホンが鳴った オルガン「新聞の勧誘か!日経だったら朝日とってる、朝日だったら日経とってるって言って追い返せ、読売だったら兎に角追い返せ」 ティナ「お待たせしました何方どちら様ですか?」 校長「本日オルガン君が面接を受けた私立光星学院高校の校長です。オルガン君が居るならお邪魔しても良いかな?」 オルガンが気付き飛び出て来る。 オルガン「こ、校長何しに来たんですか?」 オルガンは校長を見てどっかで見た顔が思い出せなかったがスラムダンクの安西先生に似ている事を思い出した。 校長「面接の結果報告に来ました」 オルガン「いや!教頭が不採用だってそれに校長がわざわざ来るなんて」 校長「態々わざわざ来たのは三顧の礼ってやつですよほら三国志の。私は是非オルガン君、いやオルガン先生に我が校で教鞭をとって貰いたくやってきました」 オルガン「合格って事!?やったぜー」 校長「貴方には魔法の才能があります。我が校の魔法特化型クラス2年2組の担任をして貰います。このクラスは優秀な人物だけを集めた3年間固定のエリートクラスですが逆に国家レベルの問題児揃いでもありまして担任がすぐ辞めてしまうんですよ。本日来た元生徒への対応拝見させて頂きました。貴方の強靭なメンタルなら務まるかと思います」 オルガン「上等っすよ俺を誰だと思っているんすか」 校長「ほっほっほこれは頼もしい新学期は4月5日なのでその日から出勤して貰いますよ」
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