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第四章 大魔王初授業
5時限目魔法体育の授業がやってきた。
魔法体育とは魔法を使い体育を行う授業であり剣術稽古もこの授業で行う。
本来の体育とは異なり男女混合で行う。
新学年スタート最初の授業は何故かドッジボールという仕来りになっている。
オルガン「てめーら5時限目の魔法体育は体育館集合だからな今日は代理で俺がやる」
そして体育館に2年2組男女35人が揃う。
オルガン「じゃあテキトーに18人と17人にわかれてくれや!男女均等にな」
カイト「おいオルガンセンコーアンタも入りな!あっちは17人で一人たんねーしそれに此方こっちには俺とカイリがいる此方こっちが勝つ事が必然でつまらねーからよ!」
オルガン「俺が!?まーいーけどよ」
カイリ「先生、賭けをしないかい?僕達が勝ったらオルガン先生は教職を降りる先生が勝ったらもう変なイタズラはしないで言うこと聞くから」
これは五月雨からの指示だ。
オルガン「俺が負けたらセンコー辞めなきゃいけねーの!?こりゃちょっと本気出さねーとな」
万が一負けたら約束を破れば良いだけの話とオルガンは思った。
そしてゲーム開始カイトチームがボールを持つ事になる。
五月雨「カイト、カイリ先ずはオルガン以外のメンバーに当ててオルガン一人にするんだ、なーに他の連中にお前らの球は取られはしねーさ」
カイトとカイリの魔法力をこめたボールは誰もとれなくオルガンチームのメンバーは次々と外野に行くハメとなる。
オルガンからは何も仕掛けてこないこれはチャンスだオルガン一人となってしまった。
ボールはカイトが持っている。
カイト「カイリ投げるか」
カイリ「いや僕は切り札だ君から投げなよ」
カイト「じゃあ俺が行く災害系魔法サンドストーム」
体育館に尋常じゃない砂嵐が吹き荒れる1メートル手前も見えないがそんな中超強力な魔法力を持つオルガンのみカイトは判別が出来た。
カイト「このボールは捕球出来ないだろうブラックアウト状態のハズだ行くぞっ!」
カイトから放たれたボールの速度は魔法力がこめられ時速200キロ。
「パーン」
オルガンは片手で受け止めた
カイト「ばっ馬鹿な砂嵐で視界は皆無の筈なのに」
オルガン「バーカ目で見てとろうとしたらとれねーかもだけどよ俺は第6感所か感覚20ある全てを常用出来るんだよ直感的に物事の本質や先行きを見通す力の事だ」
オルガン「じゃあ今度は俺から行くぜカイト君よーほれっ」
オルガンが投げたボールは遅く誰もが取れるボールだ。
カイト「遅っ!こんなん片手でとれんだろ」
しかしボールはカイトの手を弾いて地に落ちるカイトの手の皮が剥けていた。
カイト「超強力な横回転が掛かっているこんなの取れねー」
オルガン「捕球出来なかった理由は明白だ、遅いから油断した事と片手でとろうとするからだ俺でもそのボールは片手じゃ無理なんだよ」
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