第四章 大魔王初授業

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カイリ「結局僕の番かぁ時空系魔法高速化」 カイリの体が緑色に光るその動きは高速を超え高速を超えたボールがオルガンを襲う。 通常物体が高速を超えると質量が無限大となり速度が落ち結果的に高速を超えられないこれをカイリは魔法で質量を0にしボールをタキオン粒子化する事により粒子化したボールが高速以上のスピードで放てる。 オルガン「こっこれは!?」 オルガンは腕ではなく胸で粒子化したボールを受け止めた。 粒子化した威力は凄まじくオルガンは数メートル押し出される。 カイリ「僕でもだめかぁしゃーないねでもどーせ僕達が勝っても約束やぶるんでしょ」 オルガン「カイリすげーよ科学的根拠を魔法でいじくる何て俺の相方でも無理だ。それに約束破る事まで見抜いていたとは」 カイリは’相方’って言葉に反応した カイリ「先生って既婚者?彼女でもいるの?」 オルガン「どっちでもねーよただシェアハウスしてる女友達がいる」 カイリに安心とモヤるが同時に訪れた。 オルガン「今度は俺の番だカイリ行くぞ」 またもやスローボールがカイリを襲う。 カイリ「同じ手は通用しないよ」 カイリは横に高速回転しているボールを両手でがっしり掴みとるが掴んだは一瞬でボールは地に落ちた カイリ「ボールの重さを魔法で変えたね先生」 オルガン「カイリは本当に優秀だな正解だ!そのボールは6トン位の重さになっている」 カイリ「僕の負けだよ流石にそんな筋力はないからね」 ボールの重さで体育館の床板を破損させてしまった。 五月雨「カイリでも無理か俺じゃ無理だし終わったな」 その後はオルガンの独壇場で特に魔法を使わず身体能力だけでカイト、カイリチームに勝利した。 オルガン「俺の勝ちだな約束通り俺に対する中途半端なイタズラは止めて貰うからな但し全力でかかってくるなら相手してやんよ」 カイト「ちっ」 五月雨「ばぁーかイジメに中途半端も全力もねーよ次が最後の手段だもう遊びじゃねーからな」 カイリ「お互い約束を守らない、要は茶番さ」 その頃ティナはバイトの面接でフランチャイズのカフェに来ていた。 店長「君がティナさん?」 ティナ「はい宜しくお願いします」 店の奥の事務所に連れて行かれる。 店長「履歴書見せて貰うよへー高卒で19歳今までどんな仕事やってたの?」 ティナ「モンハンとかですねー」 店長「ゲーム三昧って事?」 ティナ「いやリアルです」 店長「凄いねーモンスター退治は命懸(いのちがけ)だし報酬もない、魔法力とか凄いんじゃないコーヒーは好き?」 ティナ「魔法力はそれなりに、コーヒー飲んだ事ないんですよ苦いらいし」 店長「合格!!じゃあ早速明日から来てもらおうかな」 ティナ「そんな簡単に決めちゃって良いんですか?」 店長「今人が足りなくってね。何しろばっくれる奴もいるからね君は真面目そうだから明日から来てくれ朝9時からで頼むよ」 ティナ「分かりました」 ティナはルンルン気分で帰宅した。 ティナ「ただいまぁバイト受かったよ」 オルガン「良かったじゃあねーか」 ティナ「それより駐車場に見慣れない車あったんだけど」 オルガン「ベンツのSクラス中古で買った」 ティナ「はーーっ!?幾らすると思ってんの中古とはいえ800万位するでしょ、また魔王城からお金拝借したなぁ次やったら追い出すからね」 オルガン「分かったよもうしねーって」 その頃五月雨達は 五月雨「最後の手段だカイリ、ハニートラップをオルガンに仕掛けるんだ」 カイリ「あんまり乗り気じゃないけど先生とデート出来るなら協力しても良いかな」 カイリの心はイジメではなくオルガンとのコミュニケーションを期待している。 カイト「頼むぞアイツ車買ったらしいからな!カイリと二人でデートしている所を1枚でも良いから写真に証拠として残すんだ」
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