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そりゃあショーゴをうつ伏せにでも転がして俺がやってやったほうがずっとヤリやすいんだろうけどなぁ。
でもそれって面倒じゃんよ。
俺がセフレに求めることは、中に挿れてビョーキもなにも考えないなにも産まれないクズセックスしようってだけ。
女じゃないからゴムもいらない。
不特定多数と寝る俺と交わるリスクは、全員承知の上だ。
クズだと言われる。
死なば諸共。
やめたくなったらやめたらいいよ、といつも言っていた。
なにもかも、心の処理も自己責任。
まぁ責任を取りたくないなら俺のせいにしても構わない。全然オッケー。悪役が必要なら悪役の俺を罵詈雑言でコーティングして、面白おかしくなぶってちょーだい。
これはそういうご機嫌な契約。
とか考えながら待っていても、ショーゴの準備はのったりのったりだ。だる。
クソみたいなアソビで興奮する犬に俺の遊び方を教えてやろう。
「な、ショーゴ」
「はっ……ん……?」
「トロいんだって、オマエ」
「っひ……!」
俺の指示通り懸命に解そうと動いていたショーゴの指を、自分勝手な都合で強引に引き抜いた。
ズルッ、と襞を擦って抜けた指に甘え、跨る体が跳ねて僅かな悲鳴が上がるが、俺の知ったこっちゃない。
尻肉を鷲掴んで粗雑に割り開くと異物が抜けたア✕ルが左右に引っ張られて収縮を繰り返し、ヒクヒクとか細く息衝いていた。
「咲、痛い……っ」
「んーもっと」
「イ゛ッ……!」
ずぷっと開いた穴に両手の親指を一本ずつ挿れて強引に拡げてから、クチュクチュと向かい合う爪を合わせるようにかき混ぜ、具合を確かめる。
ショーゴの都合はどうでもいい。
抱かれたくて来たんだろ? なら抱き方は俺の自由でしょ。
「そんなにしたら、裂ける、っ」
「だから? 裂けても死ぬわけじゃねーしまだ裂けてねーんだからグダグダ言うな」
「さ、咲」
怯えて死にそうなショーゴが震えると、滲んだ腸液がひきつった後孔からローションと混濁し、トロリと垂れた。
これなら取り敢えず入るだろう。
イケるイケる。イケなきゃそれで。
「めんどくせーからもうヤるわ」
「ひ、ゔ…──ぁあああ……!」
受け入れる側のショーゴの返事なんか聞かずにローションを足して、ずぷずぷと無理矢理根元まで埋め込んでいく。
痛みから硬直する肢体を強引に揺すった。狭い内壁を蹂躙し、キツすぎる締めつけを振り解く。多少コツがあんだよね。
逃がさないように腕力で固定して押し込むと、ショーゴは肩に置いた両手をもぞつかせて呻いた。
ショーゴの尻がトン、と俺に乗る。
まだイケる気がして、肘で無理やりショーゴの下半身にぐぐっと圧をかけてみる。
「ぃあ゛っひぃ……っ」
「あら、どんつき?」
なんだ、ちゃんと根元まで咥えてんなら言えよ。俺の長いから届かねーとこ抉りそうだっただろ?
腹の上で吐かれるとめんどくさい。
突き当たりをぐりゅぐりゅ詰られ悲鳴を上げるショーゴに呆れつつ、馴染ませがてら突き上げた。
「あっ……っ…んっ……あっ……っ」
ズプッズプッズプッとベッドの弾みを利用して小刻みに突き上げる。
肉を手で割りながら入り口をかき混ぜ、ねばついた奥はお遊び半分で餅つきをした。
出入りできればそれでよかった。
そんなオスでも深く深く、直腸の奥まで受け入れ全長を包み込むショーゴの腹の中。
やっぱ結構イケんね。
流石変態マゾヒスト。
ショーゴはハンパに解されただけの穴に無理矢理ねじ込まれると興奮する。
本人は否定するが、俺に抱かれると必ず痛いと体に教えこまれてるくせに前もって弛めておこうとはしないのが証拠だ。
今だってこんなに懐いてさ。
発情した熱を持ってスライムのようにへばりつきグネグネと蠕動する肉穴は動きにくいが、気持ちはいい。
内臓は男も女も大して変わらない。
欲しがるから与える。ぎゅうぎゅうと締めて、食いちぎられそうだ。
「は……っく…ぅ……っ」
「なぁ、オマエの中っていっつもキツいけど、俺を悦ばせようとしてんの? それとも絞め殺そうとしてんの?」
「っ違う、俺はっふ、俺はただお前が、さ、咲が、っん、ぁ……っ」
意味なく尋ねると、痛みと快感の狭間でハッハッと息を吐いていたショーゴは、ポロポロと泣きながら俺の体にしがみついた。
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