あなたに骨抜きにされて

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あなたに骨抜きにされて

ドライブデートは島根の旅館で身体の関係を結び、夜明けまでやらかしてしまい、9時過ぎに起きてからの旅館の豪華朝食と一緒に温泉に入ったりしたから昼前まで旅館で過ごしたため、夕方に浜田の水族館アクアに寄っただけで、その後、恐怖のドライブで名古屋に戻った。 『明日の朝、家まで送るからうちに泊まって』 夜中の1時に知立に着き、自宅に送り届けられると思ってたのに頼翔くんの住む高速マンションに連れて行かれ、そして……抱かれた。 「頼翔くん、明日、仕事だよ?」 「……わかってる。でも、やっと真凛を抱けたから止まらなくて」 1時間ぐらいで終わり、ダブルベットで何も身につけずにわたしを抱きしめたまま眠りについた頼翔くん。 さすがに長時間の車の運転と2日続けてやったら疲労は半端ないと思う。 頼翔くんは、わたしが離れないよう、わたしの身体をぎゅっと拘束している。 頼翔くんの胸に顔をつけ、頼翔くんの心臓の音を聞きながら、わたしも眠りについた。 6時に実家に送り届けて貰って、すぐにINDIVIのパンツスーツに着替え、父に冷やかされながら父が運転する車で出勤する。 『真凛、一緒に暮らさない?』 頼翔くんに言われた……。 たぶん、わたしの父と母は許してくれると思う。 でも……今の状態で頼翔くんと同棲なんかしたら、頼翔くんに翻弄されて頼翔くんなしでは生きていけなくなりそうな気がして無理だと思った。
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