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猫のミケ
どさっ!
ボクは辺りを見回す。どうやらうまく逃げられたようだ。ここは異世界のようだ…
ボクは無意識に自分の体を見てみた。人の手に人の足に人の体… 前の世界でボクを羨望の目で見ていたヤツらの姿だった。服というものも簡素ではあるけど着ている。けどどこか違う… ボクの頭からはネコの耳が生えてた。なるほどこの世界ではこういう姿になるのか… するとボクの目の前に大きな動物?が現れたんだ。
「ふむ、ここでは見ない顔だな… 君、名前は?」
ボクはミケ、と答えた。性別はメスだと言った。
「メス…となると女子ってことになるのか 発言に偽りはないな?」
ボクは迷わず頷いた。
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