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見ようと思ってるんじゃない
目が勝手に動くんだ
側に近づきたい訳じゃない
体が勝手に動くんだ
君の首にぐるっと巻かれたマフラーになりたい
そんな馬鹿な考えがこんなに僕の心を掻き乱す
好きです 好きです 好きです
月に恋を何度呟いたって
優しい光を静かに返してくれるだけで
笑おうと思ってるんじゃない
口が勝手に動くんだ
どきどきしたい訳じゃない
心臓が勝手に動くんだ
君の飲んでいるそのホットコーヒーになりたい
いっそ君の中でひとつになんて馬鹿げてるよね
好きです 好きです 好きです
夜風に恋を何度訴えたって
耳元を優しく通りすぎてゆくだけで
その瞳の中に映れたら
その手に触れられたら
その声が僕の名前を呼んでくれたら
好きです 好きです 好きです
君にこの恋をこっそり伝えてみたら
君はきっと泣きそうになってしまうだろうね
好きです 好きです 好きです
この恋を伝えることなんて出来ないね
今日も夜空にこのやり場のない気持ちを逃がす
今日も夜空にこの恋を心で泣いて放り投げるんだ
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