旅立ちの前夜

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旅立ちの前夜

 精霊の洗礼を受けし巫女は、使命を課せられる。蘇りし邪悪を封ずる使命。  少女の名前は、アリーア。目覚めの朝。目を開けると、そこはまだ夢の世界。否、精霊の精神世界だ。精霊の名はベンヌ。光を司る精霊。蘇りし邪悪・アポピスを封ぜよと、少女に告げる。そのために秘境マアトに眠る封印の秘法を修得せよ、と。  邪神アポピスは、人の負の感情を呼び起こし、人の負の感情を糧とする。そして負のエネルギーを己の力に変えて、無限に肥大化を続けるのだ。このままではアポピスを止めることが出来なくなる。  人の負のエネルギーを力に変えるアポピス。そのアポピスを封ずることが出来るのもまた、人。  アポピスのもとで犠牲になっている人々を救うため。何より故郷や家族、友人を守るため。アーリアは旅立ちの決意をする。  旅立ちの前夜。アーリアは家族や友人に別れを告げる。  これから迎える旅路がいかなるものなのか。アーリアは夜空を見上げて思う。    
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