第9話 夏祭り

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第9話 夏祭り

 あんず(あめ)の屋台の目の前まで辿(たど)り着いた僕とサツキであるが、僕のスマホの着信音が突然鳴ったのだ。  僕は(あわ)てて自分のスマホをポケットから取り出し、そして見て観る事にした。すると、『LINE』のメッセージである事がわかったのだ。  僕がその内容を確認すると、八代(やしろ)神社の一本杉で約束していた友達からの連絡である事がわかった。急いで僕がその内容を読むと、次の様な内容であった。 「ハヤト 約束の18時過ぎてるぞ! 早く来いよ、連絡待ってるからな…」  こう書かれてあったのだ。この様子を観ていたサツキは僕に向かって、こう言った。 「ハヤトくん もしかして今日のお祭り、友達と約束してたのかなぁ?」  サツキが僕に向かってこう言うと、僕はサツキの方を向いて、こう答えたのだ。 「ごめんサツキ 実は友達のユウタと花火大会の約束を…」  こう僕がサツキに言うと、サツキは僕に向かって、こう話し出した。 「ハヤトくん わたしも一緒に行っていいかなぁ?」  サツキはこんな風に僕に言ったのだ。僕はとても(あせ)った。そしてどう答えたら良いか迷ったのだ。  しかしあんず(あめ)の件もあり断る事が出来ず、一緒に八代(やしろ)神社の一本杉へと向かう事になったのであった。 つづく…
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