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あの洞江が簡単に番組に同調するとは思えない あの相手はテレビ局の上層部か しかし各メディアも今回の洞江の出演は目を光らしているだろう そんなときに八百長をやれば洞江だけでなく局も信用を失う そうかんがえてみるとあの電話の相手は誰か別の人間 しかしあの洞江を利用するとなるとかなりの大物としか思えない 洞江にしても築きあげたぶれない男の名声と多くの信者をわずかな利益のために失うほどおろかではないはずだ そう考えてみると 私は頭が混乱した その時私の頭にある
アルファベットが浮かんだ ｐである さすがに私もとっぴょうしもないものだと思ったがよくよく考えてみるとつながりが全然ないわけではない まず今回洞江が取り上げた話題そのものがｐがアップした２枚の写真の事なのだ そして良く考えてみると洞江の言動はｐにとって大変好都合なものなのだ ｐはあの２枚の写真をアップして世間に話題を提供しながらそれを沈静化するのをのぞんでいた その理由はあの写真のアップの対象は私であるからだ 私になんらかのメッセージを与えたい 私の関心を得たい そのためのアップなのだ それにあの写真には私の読めない何かの意味があるのだ 目的を果たしたｐはむしろ都市伝説が鎮静化する事を望んでいた
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