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それはなんと形容していいかわからない 言葉では説明できない事なのだ しかし人間は本能的に危険を感じる能力があるのだろう 例えば初めてとまった旅館で入った時からなにか視線を感じていて よくよく部屋を調べてみると意外な所に御札が貼ってあったりする話を良くきく 某テレビ局で昔事故物件や心霊スポットの写真と混ぜて 単なる風景写真として一般視聴者に提供して この風景の中のどの場所に行きたいかアンケートをとった事がある すると上位に選ばれたのは何の問題もない普通の場所で 問題が大きければ大きいほどランクは下だった その写真じたいには肉眼では何の問題もなく むしろ一般の写真は構図や光のあて方を工夫したにもかかわらずである 一つ一般写真でありながら嫌われる写真があった よくよく調べてみると 写ってる場所は問題はないのだが その海を挟んでの対岸が自殺の名所だったのだ スタッフは写ってもいないものにさえ影響を与える怨念の凄まじさに肝を冷やした 今回の写真のそうだった なんの変哲もない殺風景な部屋を写した2枚の写真 それがゆえ 余計人々は恐ろしさを感じさせた その恐ろしさは饒舌なネット民達さえ沈黙させた 誰一人質問を出さなかった にもかかわらず閲覧順位はどんどん上がって行った
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