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タバコ買うために入ったコンビニ 気づけばされなくなった年齢確認 自分も歳を取ったなと再認識 あの頃の面影が薄れていた 年度が変わり 新しい人と出会い けど生活があまり変わらないみたい 変わるのは自分の年齢だけだと思ってたのに それなりに外見も変わってたみたい 年齢確認されていた頃は 絶対できると息巻いていた 今じゃ行動と言葉 バランスが崩れていた それなりに生きてはいるが 目はどこか死んでいた このまま変わらず 重なるのは年齢だけか 歳が経つことに目が黒くならず白くなってく それは決して見えなくなってくことなんかじゃなく その目の先の白さが希望だと信じて進んだ結果 だから絶対に諦めるな まだその目が白くない内には 今年社会に歩き出した若い奴ら どいつもこいつも生き生きしてるな そいつらもいつかは躓くんだろうな その時そいつはどんな目すんのかな それで立ち止まってしまってもいいんじゃないか その目が死んでいなければな 諦めない目をしていなければな 希望なんて待ってても来ないんだからさ 歳が経つことに目が白くならず段々黒くなってく それは決して見えやすくなってくことなんかじゃなく その目の先の黒さは絶望じゃないと信じて進んだ結果 だから絶対に諦めるな まだその目が黒い内にな 今夢とか希望とか 抱いてる奴らに伝える言葉 抱えたものは絶対下ろすな その目はまだ濁ってねぇぞ 今夢とか希望とか 抱いてる奴らに伝える言葉 疲れたら休んだっていいさ ただその目は死ぬその時まで閉じるな
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