お互いの

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お互いの

家に着いて 由真にメッセージを送る 明日仕事が終わったら 会ってくれませんか 連絡待ってます 由真から返事は無かった 出張の疲れで そのまま寝てしまって 起きたら10時だった 由真から連絡はない 不安で仕方ない 家に居るのが嫌になり お昼過ぎ 久しぶりにジムに行って 頭と体をスッキリさせようと思った バイクで20分 トレーニングして ランを20分 その後 プールで500m泳いで シャワーを浴びて 時間を見ると もう4時前だった スマホを見て 由真からメッセージがきてた 仕事が終わったら連絡する 良かった嫌われてなくて ヤバい帰って用意せな 帰って服を着替えて 由真の病院の近くまで行って 待つ事にした 6時過ぎ 連絡があって 今 終わったと 病院の近くに居るから 迎えに行くよ 病院の裏口の道沿いで待ってて 了解 由真が出て来た 「お疲れ」 「うん 疲れた」 「由真 お腹減ってる?」 「...うーん」 「とりあえず車出すな」 「..央に任せる」 なんとなく国道方向へ走る そこから海方向へ行く道に ハンドルをきって 海沿いを走ると この辺に駐車出来る所が あったなぁと思っていたら 見つけて 駐車場に車を止めた 「由真 降りてちょっと歩こう」 「...うん」 遊歩道があって 浜辺があり海が見渡せる所をゆっくり歩く 「由真 疲れてない?」 「大丈夫」 「うん 良かった」 由真の事を意識し過ぎて 今までみたいに話せなくて 沈黙が続いて 近くにベンチがあったので 「由真 座ろうか」 「...うん」 「出張の時 由真の声を聞いて 頑張れたよ 本当にありがとう」 「....」
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